奈良市と奈良学園大学との包括連携協力に関する協定を締結しました
8月24日(木)、奈良市役所において、奈良市と奈良学園大学との包括連携協力に関する協定の調印式が行われました。
教育、文化、産業、まちづくりなど、多様な分野において市と本学が連携し、協力するための協定です。
奈良市の仲川げん市長は冒頭のスピーチで、「リスキリングやアンラーニングについての議論が盛んになる中で、今までの当たり前を当たり前とせずアップデートすることが行政にも人を育てる中でも求められています」とお話しされました。
本学の伊瀨敏史理事長はあいさつで「奈良には優秀な生徒が学ぶ高校がたくさんあるが、多くが大阪や京都などへ学びに出ていき、奈良に戻ってくるものは少数である現状があります。互いの魅力を高め発信することによって、奈良で学び奈良の発展に寄与する学生が増えることを願っています」と述べました。
金山憲正学長は、「連携を通して、奈良市長が掲げておられるアフターコロナを見据えた誰もが安心して暮らせる未来志向の街への取り組みに貢献できればと思っております」と抱負を述べました。
仲川市長、金山学長が協定書に署名し、調印式は滞りなく行われました。
調印式の後には意見交換会が行われ、大学図書館の地域活用や人手不足時代の次世代型教員養成、ニーズが増加する特別支援教育など、さまざまなテーマが話題に上がりました。