京都府立山城高等学校において出前授業「折り紙と数学」を実施しました(人間教育学部人間教育学科)
令和6年3月9日(土)に、京都府立山城高等学校文理総合科の1年生39名を対象に、本学人間教育学部葛城元講師が、「おりがみカップを題材とした課題解決型授業」というテーマで数学の出前授業を行いました。今回は、本学人間教育学部生の東和廣さん、徳岡美咲さん、馬出遥士希さん、横手琉那さんが活動を支援しました。
本講義では、まず、身近な食品容器の利用場面と問題点を共有し、その問題を解決するために日本の伝統文化の一つである「折り紙」に着目しました。そして、未完成のおりがみカップの展開図を配布し、生徒達が完成品を設計・製作するという課題にグループで取り組みました。
本課題では、おりがみカップの上縁を綺麗に揃えるための作図方法を考えたり、寸法を求めたりする際に数学(三角比)を活用しました。自分たちの設計・分析が正しいかを、関数電卓で求めた数値とものさしで測定した数値を照合して確認しました。さらに、「どのような紙容器が作れそうか」というアイデアを出す場面では、苗のポット、ゴミ箱、カップケーキやカップ焼きそばの容器など、生徒達ならではのユニークな提案が数多く出ました。
生徒の感想には、「いつもの学校の実習を日常にどう活かすのか想像がつかなかったので新鮮だった。自分の生活を便利にする物を生み出すために数学が使えるのは感動!」や「私は数学と日常を切り離して考えていたけれど、このように使えることを知ってとても面白いと感じました。基礎が大事とおっしゃっていたけれど、本当にそうだと思うし日々の授業を頑張りたいです。」がありました。
上記の授業を通して、生徒は折り紙という身近なものを通して、実生活と数学のつながりを深く学んだことと思います。
本講義では、まず、身近な食品容器の利用場面と問題点を共有し、その問題を解決するために日本の伝統文化の一つである「折り紙」に着目しました。そして、未完成のおりがみカップの展開図を配布し、生徒達が完成品を設計・製作するという課題にグループで取り組みました。
本課題では、おりがみカップの上縁を綺麗に揃えるための作図方法を考えたり、寸法を求めたりする際に数学(三角比)を活用しました。自分たちの設計・分析が正しいかを、関数電卓で求めた数値とものさしで測定した数値を照合して確認しました。さらに、「どのような紙容器が作れそうか」というアイデアを出す場面では、苗のポット、ゴミ箱、カップケーキやカップ焼きそばの容器など、生徒達ならではのユニークな提案が数多く出ました。
生徒の感想には、「いつもの学校の実習を日常にどう活かすのか想像がつかなかったので新鮮だった。自分の生活を便利にする物を生み出すために数学が使えるのは感動!」や「私は数学と日常を切り離して考えていたけれど、このように使えることを知ってとても面白いと感じました。基礎が大事とおっしゃっていたけれど、本当にそうだと思うし日々の授業を頑張りたいです。」がありました。
上記の授業を通して、生徒は折り紙という身近なものを通して、実生活と数学のつながりを深く学んだことと思います。
人間教育学部人間教育学科