キャンパス統合披露会を開催しました
本学では、人間教育学部があった三郷キャンパス(三郷町)を、今年4月から保健医療学部がある登美ヶ丘キャンパス(奈良市)に統合しました。この統合にともない、6月11日(土)、県内の高校大学自治体の関係者の方々にご出席いただき、キャンパス統合披露会を開催しました。
最初に伊瀬理事長より、本学のキャンパス統合により、同一のキャンパスで人間教育学部と保健医療学部の学生が共に学び・交流し・教員同士も交流するという場が整い、多くの教育研究上の効果が期待できる環境が生まれたことが説明されました。
人間教育学部がある新棟は、偶発的な出会いや交流を学習に結びつけるしかけである「コモンズ」がテーマとされ、他学部の学生や教員も集まる交流の場を意識して設計されています。
ライブラリーコモンズ(図書館)は「本の森」をイメージし、カーペットはグリーン、天井は森の青空を表現する青空照明を採用し、教員研究室や講義室は、学生と教員とが互いに学んでいる姿を常に共有できるようにガラス張りになっています。
辻学長からは、人間教育学部人間教育学科や、保健医療学部の看護学科とリハビリテーション学科の教育内容についての紹介もありました。3つの学部学科が近い距離にあり、今後異なった教育の知の融合の可能性についての言及がありました。
披露会に参加された皆様は、ガラス張りの教室や、「本の森」を意識したライブラリーコモンズ(図書館)などを見学され、新棟のコンセプトである「コモンズ」を実際に体感していただけたのではないかと思います。
最後はアリーナにて、全国大会で金賞を受賞しました本学のマーチングバンドの演奏をお楽しみいただきました。