リハビリテーション学科の教員が第8回日本理学療法管理学会学術大会にて大会長賞を受賞しました
本学リハビリテーション学科の吉川義之准教授が、池田耕二教授(本学)、前重伯壮准教授(神戸大学)、植村弥希子講師(関西福祉科学大学)とともに取り組んだ研究「褥瘡に対する電気刺激療法による医療費削減効果:理学療法の質と経済評価の試み」が、2025年12月6・7日に東京都八王子市で開催された第8回日本理学療法管理学会学術大会において、大会長賞を受賞しました。
本研究では、電気刺激療法を用いることで褥瘡の治癒を促進し、治療期間の短縮と医療費削減効果を定量的に評価しました。
褥瘡は患者さんの生活の質(QOL)を著しく低下させるだけでなく、医療・介護費の増大にもつながる重要な課題です。
本研究は、理学療法の質の向上と医療資源の有効活用を両立させる「理学療法管理学」の観点から、電気刺激療法の有効性と経済的意義を示したものとして高く評価されました。
今後も本学では、慢性創傷や褥瘡をはじめとする臨床現場の課題解決に貢献できる研究と教育に取り組んでまいります。



