新着ニュース

京都府立山城高等学校において出前授業「数学」を実施(人間教育学部)


令和4年10月22日(土)と11月12日(土)に、京都府立山城高等学校文理総合科の1年生41名を対象に、本学人間教育学部の葛城元講師が、「斜方投射を題材とした課題解決」というテーマで数学の出前授業を行いました。
IMG_6470.JPG 第1回目は、発射台から鉄球を転がし、床に置いたペットボトルの中に入れる課題にグループで取り組みました。
IMG_6652.JPG 測定実験を繰り返し行って得られたデータをもとに、鉄球の描く軌跡を数式に表し、ペットボトルの位置を求めました。 そして、その結果が合っているかの検証実験も行いました。実験に成功したときは生徒らから大きな歓声が上がりました。

IMG_7067.JPG
第2回目は、課題の成功率を高めるためのより良い方法を考察し、レポートにまとめてクラス内で発表会を開催しました。
IMG_7073.JPG
発表会は、すべての班と交流できるようにし、また生徒全員が発表を行いました。 発表では、話の要点を絞ったり、具体的な例を交えたりするなど聞き手の反応に気を配りながら取り組む様子が見られました。 その後、全体で行った振り返りでは、課題の成功率を高めるために「正確さ」と「効率」の両方を追求していくことの大切さを学びました。 
上記の授業を通して、生徒は身の回りの課題解決や自分の考えを論理的に説明する際に数学が役立っていることを実感していました。
(人間教育学部)