特別聴講生開講式を行いました
本学の国際交流提携校である黒竜江東方学院(中国・黒竜江省)と蘇州科技学院(同・蘇州)、ならびに長江大学(同・湖北省)からそれぞれ3人ずつ計9人の学生が特別聴講生(1年間、もしくは半年間の短期留学生)として来日し、開講式が行われました。
開講式では、梶田叡一学長が第一声で「你好、ウェルカム」と特別聴講生を歓迎し、「日本の古く良き文化が残る奈良によく来てくれました。日本と中国は似ているようで違いも多い。日本に滞在中は日本の生活や文化、考え方の違いを感じ取ってください。皆さんの学びが実り多く豊かなものになることを祈っています」と挨拶しました。
続いて杵崎のりこ国際交流センター長が「学びのテーマを持つこと、努めて日本語を話して言葉の上達に役立てること、そして多くの人と交流して中国の良いところを伝え、日本の良いところを吸収してください」と歓迎の言葉を送りました。
そして、特別聴講生を代表して黒竜江東方学院の劉澤聡(りゅう・たくそう)さん、蘇州科技学院の祖韵昶(そ・いんちょう)さん、長江大学の羅頴(ら・えい)さんが挨拶。「日本で学べることが大変うれしい。こうした機会を与えていただいたことに感謝し、多くの人との交流を通して専門性の高い勉強に励み、そして日本の文化を学びたいと思います」と、流ちょうな日本語で決意の言葉を述べました。
式には、特別聴講生の学生生活をサポートしようと本学4回生の吉村一馬さん、前田拓実さんも出席し、留学生たちの訪日を歓迎しました。
開講式終了後に学生食堂「カルト・セゾン四季」で催された歓迎会には、学長をはじめ特別聴講生に携わる教職員、学友会の学生たちも参加。これからの留学生活に関する話題で盛り上がりました。
特別聴講生たちも「町がきれいです」、「交通が便利」と日本の印象を話し、「日本の文化や経済をたくさん学びたい」、「日本語の敬語をしっかりと身につけたい」とこれからの抱負を語ってくれました。